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判決などによると、昨年五月、エステサロン「エステティックTBC」(東京)のホームページにアクセスした約三万人分の個人情報が流出。同社が二次被害を調べるため、WinMXを使ってデータを探すと、「kokoko942」と名乗る発信者が、原告の名前や住所などを提供していることが分かった。
菅野裁判長は「WinMXでは相手がだれでも自動的にデータを送信する」と指摘。プロバイダー責任法の構成要件である「だれもが見られることが目的(不特定多数の受信目的)」に当たると判断した。
パワードコムは「kokoko942とTBC側の一対一の通信にすぎず、不特定多数の受信目的に該当しない」と主張していた。
WinMX 欲しい情報をコンピューターで検索すると、情報を持っているコンピューターが自動的にデータを送信する。取得できるデータは、個々のコンピューター使用者があらかじめ指定したものに限られる。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030913/mng_____sya_____006.shtml