2003年09月12日(金) 19時33分
MSN、健全な利用を促進する環境整備に向け取り組み強化(ZDNet)
マイクロソフトは9月12日、安全で快適なインターネットコミュニケーションサービスの提供に向け、同社の提供するインターネットポータル「MSN」における迷惑メール、出会い系サイトに対する活動を強化すると発表した。
無料WebメールサービスのMSN Hotmailでは、電子メールの仕分け機能、迷惑メール送信者を妨害する技術などを組み合わせて提供し、未承諾商業用電子メールからユーザー保護を推進していく方針。これにより、迷惑メールの全体の流れを縮小させるという。
現在、Hotmailで提供しているWebビーコンを防ぐ「画像表示制限機能」、迷惑メールの送信元を減少させる「HIP技術」、迷惑メールをブロックする「MSN Hotmail 迷惑メール処理機能」に加え、(1)迷惑メールフィルタの強化、(2)迷惑メール予防の手順、嫌がらせメール対策などを掲載したサイトの開設、(3)業界間協力が促進するスパム対策活動、を行っていく。
また、MSN内の表記や広告掲載についてのガイドラインを設け、9月下旬からはMSNパーソナルズに関する表示に「18歳以上の利用に限る」ものであることを明記。未成年者の閲覧が多い時間帯は表示そのものを行わないなど配慮する。10月1日からは、インターネット異性紹介事業と認識されるバナー広告に対し、「18歳以上の利用に限る」と表示していくという。
MSNは現在日本で、MSN Hotmailユーザー400万人を抱え、月間3000万ユーザーが利用している。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030912-00000034-zdn-sci