2003年09月11日(木) 02時03分
富士山「トイレ問題」解消へ、山頂にトイレ15基新設(読売新聞)
年間約30万人が訪れる富士山の「トイレ問題」解消に向け、し尿を燃やして処理する「焼却式トイレ」が山頂に新設され、10日に山梨、静岡両県による完成検査が行われた。国や両県などの補助を受け、山頂の3つの山小屋が整備した。
焼却式トイレは、し尿を便器下のタンクからポンプで焼却装置に送り、灯油を吹き付けて800度以上の高温で燃やす方式。焼却灰は2000人分で4、50グラム程度で、定期的にふもとに降ろしていく。
約45平方メートルの小屋に男女兼用10基と男性小用5基を設置。夏山シーズン(7、8月)の登山客6万人分にあたる約30トンのし尿処理を想定し、来シーズンから本格稼働する。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00000016-yom-soci