2003年09月11日(木) 03時13分
ディーゼル車規制、対策意向の業者に3か月“猶予”(読売新聞)
東京都、神奈川、埼玉、千葉県と、政令指定都市の横浜、川崎、さいたま、千葉市の8都県市は10日、来月1日から同時に開始する予定のディーゼル車排ガス規制について、排ガス対策を講じる意向を示した運送会社やトラック業者などに証明書を発行し、3か月の間、罰則の適用を猶予する方針を固めた。
各都県の条例では、原則として、最初の登録時から7年を超え、基準値をクリアできない車両の走行を禁止するなどの規制を定めており、運行禁止命令に従わない場合、50万円以下の罰金が科せられる。規制開始を前に、運送会社などは、排ガス浄化装置の取り付けや新車購入などの対応を迫られているが、メーカー側の供給が追いつかず、多くの車両が規制開始に間に合わない可能性が高い。
このため、猶予期間を設けることにしたもので、トラックメーカー4社も今月、8都県市に対し、浄化装置や新車を発注済みの業者に対する罰則の猶予を求める要望書を提出していた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030911-00000201-yom-soci