2003年09月10日(水) 19時06分
闇市話で詐欺、89歳女を逮捕=「裁判費用に金かかる」−青森県警(時事通信)
戦後の闇市でもうけ、他人名義で預けた金を引き出すのに裁判費用がかかると偽り、青森県八戸市の女性(56)から540万円をだまし取ったとして、県警八戸署は10日、詐欺の疑いで住所不定、無職中村マツヱ容疑者(89)を逮捕した。同署は被害が10人以上、数千万円に上るとみて追及している。
調べによると、中村容疑者は2001年9月から12月にかけて、「戦後の闇市で1億円もうけ、現在は利息が付いて450億円になったが、他人名義の預金のため銀行が引き出しに応じない」と作り話をして、「裁判に勝ったら数億円にして返す」とうそを言い、女性から裁判の手数料や印紙代として4回にわたり、計540万円を詐取した疑い。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00000100-jij-soci