2003年09月10日(水) 00時00分
7小中学校で初のネット授業/子どもら交流(朝日新聞・)
ネットで授業を中継 高速大容量回線による同時中継で遠隔地の児童生徒とやりとりする「インターネットテレビ授業」のオープニングセレモニーが9日、天王町天王の県総合教育センターなどで開かれた。学校を紹介しあったり、理科の実験の様子を中継したりして、初めての交流を楽しんだ。
この授業は、今年度から3年間、県内の7小中学校と同センターを回線でつなぎ、同センターの指導主事らの授業をモニターで流すというもの。学校の授業とは違う専門的な技術や機器も使える。県教委は学校への機器配備に今年度5500万円をかけた。推進校は鹿角市立十和田小学校や湯沢市立湯沢南中学校など7校。
各校が編集した学校紹介の映像が流され、理科の授業では、電子顕微鏡でみた昆虫の姿や試験管を使った実験の様子が映し出された。
参加した子どもからは「ほかの学校の子と交流したい」という感想が聞かれたが、保護者からは「型通りのやりとりではシステムの将来はない。試行錯誤でいいものにしていってほしい」という注文も出た。
(9/10)
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5011
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