2003年09月10日(水) 18時43分
スカイマーク・青森〜羽田線休止 県内関係者ら落胆−−採算厳しく /青森(毎日新聞)
◇搭乗率33%、採算厳しく
スカイマークエアラインズ(本社・東京都、井上雅之社長)が9日発表した青森—羽田線の運航休止は、県内の関係業界などに大きな波紋を広げた。利用促進に取り組み始めていた県は突然の発表に「了解はできない。残念」(中村明義県企画振興部長)と落胆した。
県新幹線・交通政策課によると、搭乗率は6月23日現在33・8%。夏季繁忙期も目標を大きく下回り、同社は採算性を確保できないと判断した。
県の中村企画振興部長は「休止まで2カ月あるので、再開を働きかける材料になるように利用率を上げたい」と話した。青森市内の商工関係者は「県内のビジネスや観光に影響が出るだろう」と心配。青森商工会議所の山本達雄専務理事は「今後、状況が変わり再開するよう望みたい」とコメントした。【湯浅聖一】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00000007-mai-l02