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2003年09月10日(水) 15時46分

<オウム真理教>経典を多数押収 逮捕の元信者から 警視庁 毎日新聞

 オウム真理教(アーレフに改称)の元信者らが他人の戸籍謄本を不正取得した事件で、警視庁公安部に逮捕された元信者が役員を務める会社や自宅の部屋から、旧教団の経典や松本智津夫(麻原彰晃)被告(48)の写真などが見つかったことが分かった。公安部は元信者がアーレフには所属せずに独自に松本被告を信奉する「分派活動」をしていたとみて、実態解明を急いでいる。

 有印私文書偽造などの容疑で逮捕されたのは▽宇都宮市駒生町、墓石販売会社「乾照」代表、石谷■■■容疑者(42)▽栃木県矢板市川崎反町、同社役員、斎藤譲一容疑者(45)ら3人。

 調べでは、3人のうち石谷と斎藤の両容疑者は、出家歴が約半年と短いが、石谷容疑者は「諜報(ちょうほう)省」メンバーだった。2人は地下鉄サリン事件後の95年6月ごろに脱会。しかし、今月8日の家宅捜索では、2人の関係先や会社から、松本被告の写真1枚や修行に使うビデオテープや経典などが多数見つかった。

 公安部は、別の事件で昨年押収した資料に、95年ごろ別グループを組織するために松本被告の指示で石谷容疑者に1000万円を提供した、との記載があったことや、「乾照」には2人以外にも元信者がいることなどから、元信者が集まって分派活動をしていたとみている。

 公安部によると、松本被告を信奉したり、現在の上祐史浩代表(40)に反発したりして、アーレフとは離れて分派活動しているのは都内だけで数グループある。来年2月の松本被告の判決公判を控え活動が活発化する可能性もあり、公安部が動向を注視している。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00001068-mai-soci

■部分は、代理人・西岡弘之弁護士を通したご本人様からの要望により伏字にしました。(2008/12/11)