2003年09月10日(水) 12時12分
排ガス規制の罰則先送りへ 自民千葉が県条例改正案(共同通信)
東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で10月1日から始まるディーゼル車の排ガス規制について、自民党千葉県議団は10日「粒子状物質減少装置の生産が間に合わず、国や自治体の補助も不十分だ」として、罰則の適用を2005年3月まで先送りする県条例改正案を9月県議会に提出する方針を固めた。
自民党は県議会の過半数を占めており、条例案は提出されれば可決は確実。首都圏の排ガス規制はスタートから足並みが乱れることになる。
1都3県の排ガス規制条例は首都圏の大気汚染防止が目的で、10月1日から一斉に通行規制を実施する。新車登録から7年を超えた車で排ガス基準を満たさない車は、粒子状物質減少装置を取り付けない限り通行を禁止し、禁止命令に従わない場合は50万円以下の罰金を科したり、氏名を公表したりできる。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00000088-kyodo-soci