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市などによると、作業服を着た三十歳前後の若い男性が「市役所の方から来た」「お宅の下水管が汚れて詰まっている」「排水管は五年に一度、掃除しなければならない」などと洗浄を持ち掛ける。二、三人で訪れた場合は了解を得ずに仕事を始めたりするが、水を強く流す程度の簡単な作業で、管の長さなどに応じて二万〜五万円前後の代金を請求するという。
日中はお年寄りが留守番で家にいることが多く、行政の指導と思ったり、既に作業が済んでいることなどから、請求に対して即金で支払うケースが大半。帰宅した世帯主らが、市に問い合わせ、被害が分かった。
苦情の電話は、これまでに十四、五件。七月中旬からかかり始め、八月末から今月初めに集中した。出町・油田両地区は市内でも早い時期に下水道が敷かれ、新興住宅も多い。市では両地区への注意文書配布のほか、市広報でも被害に遭わないよう呼び掛ける。
高岡市などでも同様の苦情があるといい、県消費生活センター高岡支所は「排水管の清掃が必要かどうかの基準はない。料金を支払った後でもクーリングオフが適用される。ぜひ早めの相談を」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tym/20030909/lcl_____tym_____000.shtml