2003年09月09日(火) 12時05分
ネットで制服40点販売 北海道警の巡査長、減給(共同通信)
北海道警交通機動隊の30代の巡査長が、自分の制服四十数点をインターネットのオークションで販売したとして、減給100分の10(1カ月)の懲戒処分を受けていたことが9日、分かった。
道警監察官室の調べなどによると、巡査長は昨年秋から今年春ごろにかけて、不要になった自分の制帽やシャツ、ネクタイなど四十数点をオークションで販売し、八十数万円を稼いでいた。
今年4月に「インターネットで道警の制服が売られている」という電子メールが道警に届いて発覚。巡査長は調べに対し「去年の秋に興味本位で帽子を出品したら売れたので、どんどん出すようになってしまった」などと話しているという。
監察官室によると、新しいものが支給されて不要になった制服は個人で処分する決まりで、回収はしていない。
道警は処分を公表しておらず、監察官室は「明確な法律違反はなく、職務とは関係のない行為のため公表対象ではなかった」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030909-00000080-kyodo-soci