2003年09月09日(火) 08時47分
[セキュリティ]イーフロンティア、9月8日〜9月14日の要注意ウイルス(BCN)
イーフロンティアは、今後1週間で発病する可能性の高い要注意のウイルス情報を発表した。同社のウイルス対策ソフト「ウイルスキラー」では、最新バージョン「15.52」で対応している。
◆「Worm.Blaster.E/F」(危険度=★★★★★)・・・ウイルスタイプ:ワーム。感染対象となるシステム:WindowsNT4.0/2000/XP。Worm.Blasterの亜種で、以前のバージョンと同じく強力な破壊力をもつ。以前のバージョンからの変更点として、ウイルス対策ソフトウェアで検出できなくするために、ウイルスファイル名、作成するレジストリ情報、DoS攻撃対象となるホームページアドレスが変更されている。
◆「Worm.Roron.50.a.enc」(危険度=★★★★☆)・・・ウイルスタイプ:ワーム。感染対象となるシステム:WindowsNT4.0/2000/XP。IRCセキュリティホールを利用して感染を拡大し、自分自身をCドライブ内のフォルダにコピーする。また、コピーするウイルスファイルのファイル名を無作為に命名する。コピーしたウイルスファイルもしくは、ウイルスによって改ざんされたレジストリ情報を削除した場合、Cドライブに保存されているすべてのファイルを削除する恐れがある。
◆「Worm.Hopalong」(危険度=★★★☆☆)・・・ウイルスタイプ:ワーム。感染対象となるシステム:Windows95/98。ウイルスメールを大量に送信し、ネットワーク障害を引き起こす。また、システムのロゴ画像を、ウイルスによって変更されたロゴ画像に改ざんする。
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イーフロンティア
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