2003年09月08日(月) 00時00分

伊勢崎市ネット美術館　１０日開設 福沢一郎氏の絵画など３２点 （東京新聞）

　市が所有している芸術作品の効果的活用を図ることなどを目的に、伊勢崎市は十日、同市のホームページ上にインターネット美術館を開設する。今回公開するのは、一九九一年に文化勲章を受け、翌年に死去した富岡市出身の画家、福沢一郎氏の絵画やタペストリーなど三十二作品。

　福沢氏は、市文化会館エントランスホールにある幅約七メートルの壁画「騎馬民族征服王朝説」や、いせさき聖苑ホールのタペストリー「花の園」を制作するなど、同市とのかかわりも深い。

　市では、「価値ある作品を持っているのに、保管しているだけではもったいない」と、ホームページで公開することを決めた。今後、作品の時代背景や解説などをホームページ上で音声として流すことも検討している。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20030908/lcl_____gnm_____003.shtml