2003年09月08日(月) 23時44分
福島のブランド米偽装、実在農家名を勝手に拝借(読売新聞)
福島県郡山市菜根の米穀小売会社「和光食糧」(増子澄子社長)のコメ産地偽装事件で、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで逮捕された同社前社長の増子英明容疑者(52)(同市大町)らが、販売した一部のコメのラベルに、同県喜多方市に実在するコメ生産者3人の名を勝手に印刷していたことが、8日、郡山署の調べで分かった。
同署では、増子容疑者らが、誰が農作物を作ったか明示する生産者表示を偽装し消費者を安心させることで、売り上げを伸ばそうとしたとみて、追及している。
調べによると、増子容疑者らは、ラベルに生産者の氏名と「減農薬」を示す表記を行った上、「私が熱意を込めて作った米です。おいしさは満足していただける自信作です」などの宣伝文句を印刷。この生産者から直接仕入れたかのように偽装していた。
同社は1993年ごろから、安価な国産米を混ぜたコメをブランド米として販売する偽装を行っていたとみられ、2001年からは米国産のコメを偽装に使って1キロ当たりの単価を約70円下げ、取引先に納めていた。調べに対し、増子容疑者は「味が良ければ構わないと思った。利益を上げるためだった」などと供述しているという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030908-00000215-yom-soci