2003年09月06日(土) 18時42分
サスケ県議激震、みちプロが条例違反ポスター 県が今年3回目の撤去指導 /岩手(毎日新聞)
ザ・グレート・サスケ県議が所属する盛岡市材木町の「みちのくプロレス」(新崎人生社長)が県の屋外広告物条例に違反したプロレスのポスターを県内各地に張り出したとして、県は5日、同社にポスター撤去を求める指導を行った。県の撤去指導は今年に入って3回目で、今後も違反があった場合、30万円以下の罰金や、盛岡地検への告発も検討するという。【工藤哲】
ポスターは、今月23日に安比高原でサスケさんとプロレスラーで自民党参院議員の大仁田厚さんが対戦する試合を宣伝するもの。縦約60センチ、横約40センチの大きさで「踊る大本会議戦」のコピーや2人の写真などが印刷されている。
条例では一定規模の大きさのポスターを張る場合、県に届け出を義務づけており、今回のポスターは届け出が必要だが、無許可だった。また裏に厚紙が張ってある「はり札」にあたるため、通常は1枚につき100円を県に納める必要がある。
県は5、7月にもプロレスのポスターの撤去を同社に求めた。盛岡市内の町内会長などから撤去を求める苦情が県に5件ほど届いているという。
サスケさんは同社の社長だったが、今春の県議選に初当選したため、辞任している。同社は「学生アルバイトやファンに頼んで約300枚のポスターを張ったが、(条例を)守らない場所が出てしまった。担当者に注意したい」と話している。(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030906-00000001-mai-l03