2003年09月05日(金) 13時15分
輸液ミスで新生児死亡 長崎、看護師を書類送検(共同通信)
長崎市の長崎市立市民病院で3月、男性看護師(37)=長崎市富士見町=が超未熟児で生まれた女児に、ブドウ糖輸液と食塩水を間違えて投与し、死亡させていたことが5日、分かった。長崎署は同日、業務上過失致死の疑いで看護師を書類送検した。
調べでは、看護師は3月19日午後2時−20日午前9時ごろ、超未熟児として同月4日に生まれた長崎市内の女児に、誤って食塩水輸液を投与。同月31日、高ナトリウム血症による脳出血で死なせた疑い。
死亡直後に病院側から「治療中の乳児が死亡したが、原因は投薬ミスと思われる」との通報があり、同署は看護師から任意で事情を聴いていた。看護師はブドウ糖を投与するよう指示を受け、指示簿にも正しく記載されていたが、食塩水を投与するものと思い込んでいたらしい。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030905-00000136-kyodo-soci