2003年09月05日(金) 07時23分
アマメシバ禁止へ最終検討 厚労省が審議会分科会(共同通信)
東南アジア原産の「アマメシバ」(別名レジーナス)を粉末状にした健康食品を摂取した人が重い気管支炎になるケースが相次いでいる問題で、厚生労働省は5日、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会を開く。
内閣府の食品安全委員会は4日に「アマメシバが発症原因と疑われる」と結論づけており、厚労省は分科会の意見を待ってアマメシバを使った食品の販売禁止を最終決定する。
原因が確定しない段階でも健康被害の恐れのある食品を販売禁止にできる8月末施行の改正食品衛生法の適用1号。
アマメシバによるとみられる健康被害は8月、閉塞(へいそく)性細気管支炎を発症した鹿児島県と名古屋市の計3人のケースが厚労省に寄せられた。因果関係が不明の被害報告も5件あった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030905-00000022-kyodo-soci