2003年09月04日(木) 00時00分
器具使用法勘違いが原因/九大病院医療ミス(朝日新聞・)
九州大学医学部付属病院で今年2月、肺炎治療を受けていた男性(81)が、医療器具の誤使用で死亡した事件で、同大学内に設置された医療事故調査委員会は3日、担当した看護師による「器具の使い方の勘違い」が原因とする報告書をまとめた。
報告書によると、看護師は2月13日午後6時半ごろ、たんを溶かす薬をチューブで肺に送り込む治療を受けていた男性に、呼吸を楽にするための別のチューブを口から入れた。その際、息を吐き出せるT字形連結管をつなぐところを、息を吸入するだけのL字形の連結管を装着。このため、呼吸ができなくなり、男性は翌日午前9時に心不全で死亡した。看護師は20代で、勤務歴は4年目だった。
(9/4)
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=5164
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