2003年09月04日(木) 00時00分
架空請求、相談が殺到/有料サイト利用料金(朝日新聞・)
★★ネット使わぬ高齢者も★★
利用していないインターネットの有料サイト利用料金をはがきで請求された、という相談が、今週に入って県や11市にある消費生活センターで急増している。同様の架空請求の相談はこれまで、20、30代からが多かったが、今回は携帯メールやインターネットを利用したことがない70歳代後半や、すでに亡くなった人にまで、はがきが届いている。
県消費生活センターの集計によると、架空請求の相談は、9月1日に171件、2日に185件もあった。3日にも次々と相談が寄せられ、「似たような相談はこれまでもあったが、これまでにないほど集中している」(同センター)という。
文面はいずれも「あなたが過去に利用した有料サイトの未納利用金を運営業者から債権譲渡された。期限までに連絡がなければ自宅に直接回収にいき、不在の場合は会社で給料差し押さえ手続きをする」という内容。消印は東京都内のものとみられ、振込先として指定された口座も都内の銀行の支店のものだったという。
また、はがきには連絡先として五つの携帯電話の番号が書かれている。電話をかけてみると、男性の声で「裁判所に訴えてやる。ただではすまさないぞ」と脅された人もいた。
同センターでは「支払い義務はないし、連絡すると個人情報を聞き出され、さらに脅されることになるので、黙殺するよう注意してほしい」としている。
同センターの相談窓口は027・254・3000
(9/4)
http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=3037
|