2003年09月04日(木) 21時02分
住基ネットのソフト不具合 市町村間の通信に障害(共同通信)
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)で、市町村に設置されたコンピューターのソフトに一部不具合があったことが4日、明らかになった。所管する総務省の外郭団体「地方自治情報センター」は同日、全市町村に修正ソフトを配布した。
8月25日の本格稼働後、大阪府枚方市など5団体で他市町村と通信ができなくなる障害が発生していたが、この不具合が原因だった。通信障害が起きた団体ではシステムを再起動して正常に復帰したという。
同省によると、多数の端末を接続している市町村が朝、システムを立ち上げた直後に、他の市町村から広域交付などの処理要求があると、相互のコンピューター間の接続に時間がかかることがある。この状態に対処するソフトに不具合があったため、その後の他市町村との通信ができなくなる障害が発生したという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030904-00000220-kyodo-soci