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警察庁は「1990年代には集団密航の中国人摘発が多かったが、強盗や侵入窃盗など刑法犯が増えており、治安悪化の一因となっている」と分析、中国人犯罪対策に本格的に取り組む方針だ。
警察庁によると、上半期の来日外国人の摘発件数は計1万8579件(前年同期比20.5%増)、摘発人数は9084人(同19.8%増)。いずれも上半期の統計を取り始めた93年以来最多となった。
国籍別の摘発件数は、中国人が一番多く7449件。次いでトルコ人(14.5%)、ブラジル人(10.4%)、韓国人(6.6%)の順。
罪種別では、侵入窃盗の摘発件数が4107件と68・2%も増加。このうち75.8%に当たる3115件が中国人。
殺人、強盗、放火などの凶悪犯は172件で微増だったが、うち43・0%に当たる74件が中国人だった。
外国人全体の摘発件数を発生地域別に10年前と比べると、東京都は1.1倍とほぼ横ばい。その他の地域は中部が8.1倍、四国が6.2倍、東北が3.4倍、北海道が3.2倍、関東が2.3倍、近畿と中国がともに2.1倍、九州が1.8倍と外国人犯罪が全国に広がっている実態が明らかになった。