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米ハイテク調査会社IDCは2日、02年の世界のウイルス対策ソフトの市場規模が、売上高ベースで前年比31%増の22億ドル(約2600億円)に達したと発表した。MSブラスト、ソービッグなど最近のコンピューターウイルスの蔓延(まんえん)を通じて、ウイルス対策ソフトの重要性が増していると分析している。市場は今後も拡大を続け、07年には02年の倍の44億ドルに達する見通しだという。
コンピューターウイルスは、01年のコードレッドやニムダ、今年初めのSQLスラマー、先月拡大したMSブラストなど、世界中で被害を広げるケースが相次いでいる。
IDCは「企業だけでなく個人も、有料の最新ウイルスソフトを備えておく必要性を認識し始めている」と指摘。02年は、個人による支出額が企業の支出額を8.5%上回った。(09/03 19:34)