2003年09月03日(水) 19時03分
結城被告らオレオレ詐欺認める=テレビをヒントに−東京地裁(時事通信)
息子や孫を装い高齢者から金をだまし取るオレオレ詐欺事件で、詐欺罪に問われた無職結城洲央被告(20)ら4人の初公判が3日、東京地裁(丹羽敏彦裁判官)であり、4被告全員が起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、結城被告らは中学の同級生らで、今年1月ごろ、報道番組を模倣し、債権回収業者を装う詐欺を計画。インターネットから債務者名簿を入手して電話し、他人名義の銀行口座に金を振り込ませ続けた。
3月には稼いだ金でビルの一室に「事務所」も開設。しかし、回収がうまくいかなくなったため、5月下旬からはテレビ報道をヒントにオレオレ詐欺を開始した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030903-00000663-jij-soci