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インターネット掲示板「2ちゃんねる」の管理人・西村博之氏が配信したメールマガジンで名誉を傷つけられたとして、化粧品会社「ディーエイチシー(DHC)」(東京都港区)が西村氏に1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。大橋寛明裁判長は「真実でない内容でDHCの信用を著しく損なった」と述べて700万円の支払いを命じた。
判決によると、DHCは02年4月、自社が製造する健康食品に国内では使用が禁じられている酸化防止剤が混入した疑いがあると公表し、製品を回収した。西村氏は同月に配信したメールマガジンで、酸化防止剤が「枯れ葉剤」だと指摘した。
判決は「科学的根拠はない」と認定。DHCの経営に無形の影響を及ぼしたと結論づけた。
(09/03 18:56)