2003年09月02日(火) 00時00分

HPで農薬情報/県南淡路農業改良普及センター（朝日新聞・）

　県南淡路農業改良普及センター（三原町）は１０日から、適正な農薬の種類や使用量などをインターネットのホームページを通じて農家に情報提供するサービスを始める。全国的に無登録農薬の使用が問題になり、農家からの問い合わせも増えていることから、ネットを活用して対応することにした。

　このサービスは、同センターのホームページ上に設けられる「防除こよみ」のコーナーで利用できる。

　農家が自宅のパソコンから同コーナーにアクセスし、農作物の種類や防除時期、散布面積など必要なデータを入力すれば、適正な農薬の種類を教えてくれるほか、水に混ぜる農薬の量も自動的に計算してくれる。

　農家が自分で使用量を計算する手間が省け、農薬の誤用を防ぐ効果も期待できるという。

　サービス開始当初は、タマネギ、レタス、キャベツの３種類しか利用できないが、今後、農家の要望に応じて種類を増やしていく予定。

　同センターは「農薬に対する消費者の目が厳しくなっており、農家の負担を軽減するためコーナーを設ける。新しい農薬も次々に登場しており、ネットを通じて最新情報を発信していきたい」としている。

　ホームページのアドレスは、ｈｔｔｐ：／／ｗｅｂ．ｐｒｅｆ．ｈｙｏｇｏ．ｊｐ／ａｗａｊｉ／ｍｉｎａｍｉａｗａｊｉ／

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http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=7657