2003年09月02日(火) 18時28分
消費者モニターなど導入へ 宮城県が食の安全プラン(共同通信)
宮城県は2日、食の安全確保のための県の基本方針となる「みやぎ食の安全安心アクションプラン」を策定した。県独自の大規模な消費者モニター制度や、事業者が安全宣言した食品を県が認定する「安全安心宣言制度」などを来年度創設する。
同県は「県民や事業者を巻き込んだ総合的な食の安全の取り組みは全国に例がない」としている。
消費者モニター制度は、県に登録した消費者が食品に異常を発見した際に県に報告、県が必要に応じて調査する。モニター登録は無制限に受け付け、登録者には、メールマガジンで情報提供するいう。
「安全安心宣言制度」は、県のガイドラインに沿って生産者や事業者が自ら安全基準をつくって公開、「安全安心宣言」をする。県は統一したラベル表示などで消費者の選択の目安にする一方、食品の店頭での抜き打ち検査も実施する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030902-00000140-kyodo-soci