2003年09月02日(火) 20時48分
大阪のヤミ金業者摘発 出資法違反容疑で3人逮捕 集中取締本部が初めて /京都(毎日新聞)
府警本部と八幡署などの「ヤミ金融事犯集中取締本部」は1日、法定利息の最大80倍以上で金を融資したとして、大阪府門真市岸和田の貸金業経営、西口武彦容疑者(39)を出資法違反(高金利貸付)容疑などで、従業員の男2人を同法違反容疑でそれぞれ逮捕した。同取締本部はこの日、府警本部と府内各署に設置され、今回の事件が摘発第1号。
調べでは、西口容疑者は無登録で貸金業を営み、今年3月〜6月、従業員2人と、門真市の無職女性(47)ら男女5人に対し、家電製品を買い取ってリースしたように装い計85万円を貸し付け、法定利息(1日当たり0・08%)の約20〜83倍の割合で利息計66万4000円を受け取った疑い。3人は容疑を認めているという。
西口容疑者らは、今年4月1日から6月9日までの間に延べ135人に約840万円を貸し付け、利息など約1590万円を受け取っていたとみられ、同取締本部は余罪を追及する。 【横田美晴】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030902-00000004-mai-l26