2003年09月02日(火) 00時00分

ダイヤルアップ接続切断できず 「ブラスター」被害 （東京新聞）

　ＮＴＴ東日本と西日本は二日、新種のコンピューターウイルス「ブラスター」の影響で、インターネットのダイヤルアップ接続が切断できなくなる障害が、全国で急増していることを明らかにするとともに、利用者に注意を呼び掛けた。

　ダイヤルアップでは、一定時間後に接続が切れる「自動切断」を設定している人が多いが、パソコンがブラスターまたはその亜種に感染すると、設定時間が過ぎても回線が接続されたままになるという。ＮＴＴ東西は、連続十五時間以上ダイヤルアップ接続している顧客には、電話で注意喚起するサービスを行っている。

　対策としては（１）自動切断から手動切断に設定を切り替える（２）ブラスターなどのウイルス対策を早急に施す−などの対処法を勧めている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030902/eve_____kei_____001.shtml