悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年09月02日(火) 21時35分

インターネット上で販売の「やせ薬」から未承認の医薬品成分検出−−県 /広島毎日新聞

 県薬務室は1日、インターネット上で「やせ薬」として販売された錠剤・カプセルから、無承認無許可医薬品を含む6種類の医薬品成分を検出したと発表した。購入して服用した広島市内の20歳代の女性が、頭痛や吐き気などの体調不良を訴えたため調査した。
 同室によると、女性はホームページ(HP)で、タイ国内の業者から購入。製品名は「ホスピタルダイエット」、または「ドクターダイエット」。県保健環境センターで検査すると、国内では医薬品として未承認の肥満症治療剤「シブトラミン」など6種類の医薬品成分を検出した。
 女性は8月7日から服用を開始。体重は減ったが、頭痛、眠気、発汗、のどの痛み、筋肉痛などの症状が出た。同20日に服用を中止したが、症状は改善せず、同市内の病院に救急搬送された。同25日になっても、頭痛や吐き気などが続き、今も体調は悪いらしい。
 「ホスピタルダイエット」はHP上で、確認できるだけで十数社が個人輸入代行をしているという。類似ケースでは、今年5月に香川県が、また同8月に兵庫県が向精神薬を含む医薬品を検出したと発表している。同室は、「体調異常があれば、直ちに服用をやめ、医療機関を受診してほしい。個人輸入した場合は、医師や薬剤師に相談して成分などを十分に把握し、安全を確認してほしい」としている。 【山口一朗】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030902-00000002-mai-l34