2003年09月01日(月) 23時39分
<食中毒>ホテル内の飲食店を営業停止処分 長崎・平戸(毎日新聞)
長崎県生活衛生課は1日、同県平戸市の「平戸観光ホテル」内の飲食店「蘭風」で食事をした福岡市の家族旅行客と広島県からの団体ツアー客の計31人が下痢や腹痛など食中毒症状を訴え、同店を5日間の営業停止処分にしたと発表した。うち2人が入院しているが、他は軽症で、全員快方に向かっているという。
同課によると、家族旅行客は8月23日、ツアー客は同25日に泊まった。発症者の便と、店が冷蔵保存していた24日と26日の朝食から同一のサルモネラ菌が検出されたという。
ホテルは31日まで営業しており、夏休み中、1日300人を超す宿泊者の大半が県外客だった。県は発症者の出た前後の宿泊客について、各県を通じて調査を依頼しており、同課は「発症者が増える可能性もある」とみている。【古田健治】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030902-00000115-mai-soci