悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
日本コカ・コーラ(本社・東京)は1日、清涼飲料水「Qoo(クー)オレンジ」の500ミリリットル入りペットボトルのキャップ内部にカビが付着していたとして、業務委託している三笠コカ・コーラボトリング滋賀工場(滋賀県愛知川町)で3〜8月に製造され、全国に出荷された約400万本の自主回収を決めた、と発表した。8月下旬に購入者の指摘でカビの付着が判明し、指摘のあった商品と同じ4月7日製造の約20万本について回収を始めていたが、製造工程上に問題があったことがわかり、回収対象を広げた。
滋賀工場では3月からクーの製造を始めたが、飲料水をボトルに詰めた後の飲み口付近の洗浄が機械の整備不良などで十分でなかったという。20万本の回収の際は、流通過程で基準を超える衝撃が加わり、空気中の雑菌が混入したとの見方を示していた。
同社によると4月7日製造の20万本のうち、8月末現在で回収できたのは1930本。400万本の多くもすでに飲まれているとみられるが、同社は「カビに毒性はなく健康への影響はない」と説明している。(09/01 20:59)