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電車内で女性の体を触ったとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで富田林署に逮捕された府内の勤務医の男性(31)について、羽曳野区検が不起訴処分(嫌疑不十分)にしていたことがわかった。男性は当初から容疑を否認。妻がチラシを配って情報提供を呼びかけたところ「目の前にいたが、痴漢行為はなかったと思う」などとする目撃者が現れたためとみられるが、区検は理由を明らかにしていない。
同署によると、7月25日午後9時半ごろ、男性は近鉄喜志駅付近で隣に座っていた女性に手をつかまれ「この人は痴漢です」と訴えられて逮捕され、8月15日に処分保留で釈放されるまで同署に勾留(こうりゅう)された。
妊娠6カ月だった妻が7月30日に「目撃者を捜しています」と印刷したチラシを同駅前で配ったところ「眠っているように見えた女性が急に騒ぎはじめた。痴漢行為があれば気付いたと思う」などとする目撃者がその日のうちに2人現れ、同署で証言したという。
男性は「話せば分かると思って警察へ行ったが、『お前がやったのは明らかだ』と怒鳴られるばかりだった。少なくとも目撃者が現れた後の勾留は不当で悔しい」と話している。(09/01 22:17)