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チョコレートには、緑茶にもあるエピカテキンなどのフラボノイド(ポリフェノール)が含まれ、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ効果が知られる。共同研究グループは、25−35歳の健康な男女12人に、(1)ブラックチョコ100グラム(2)ブラックチョコ100グラムと脂肪分の多い牛乳200ミリリットル(3)ミルクチョコ200グラム−を別々の日に食べてもらった。
それぞれ4時間後の血液中のエピカテキン量を調べたところ、ブラックチョコだけを食べた場合に比べ、牛乳と一緒の場合は46%、ミルクチョコの場合は69%も少なかった。これは、チョコのフラボノイドが牛乳のタンパク質と結び付き、体内に吸収されにくくなったと考えられるという。