2003年08月31日(日) 21時14分
<白装束集団>施設近くの護岸の布撤去(毎日新聞)
白装束集団「パナウェーブ研究所」(千乃裕子代表)が福井市五太子町の拠点施設近くの川の護岸に無許可で白い布を張っていた問題で、布の撤去命令を出していた河川管理者の福井県は31日、集団が布を外したことを確認した。この日は撤去期限で、県は集団が外さなければ1日に行政代執行を予定していた。
県などによると、集団は31日未明から早朝にかけて撤去。代わりに施設の周囲に「電磁波から身を守るため」として反射板(高さ約1・8メートル、幅約80センチ)を約50枚設置した。今後約130枚まで増やすという。
県福井土木事務所の千田秋広所長は「再び布が張られれば、厳格に対処する」と話している。一方、集団幹部は「(布の撤去は千乃代表の)命にかかわることで、決して納得できない」としており、既に撤去命令の審査請求を国土交通相にしている。【田辺一城】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030901-00000061-mai-soci