2003年08月30日(土) 03時16分
警視庁、11月から「ヤミ金対策室」設置(読売新聞)
警視庁は、ヤミ金融事件を専門とする「金融犯罪対策室」を生活安全部内に設置することを決めた。捜査員30人体制で、11月1日設置を目指す。
来月から「ヤミ金融対策法」が一部施行され、違法金利での貸し付けなどに対する法定刑が大幅に引き上げられるのを受け、取り締まりを強化する。全国でヤミ金融捜査専門の組織が設置されるのは、新潟県警に続き2例目となる。
警視庁はこれまで、店舗ごとにヤミ金融グループの摘発を進めてきたが、最近は、捜査の手を逃れるため、店舗を持たずに携帯電話だけを使って客を勧誘する「090金融」と呼ばれる業者が増えている。店の名称を次々に変更したり、他人名義の銀行口座やプリペイド式携帯電話を使ったりするケースも多く、警視庁は専従の部署が必要と判断した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030830-00000201-yom-soci