2003年08月30日(土) 17時45分
川岸の白布31日撤去へ 白装束団体、約束履行で(共同通信)
白装束団体「パナウェーブ研究所」が福井市五太子町の拠点施設近くの川岸を白い布で占拠している問題で、団体が福井県に確約していた撤去期限の31日を迎える。団体は約束通り同日中に布を撤去する方針で、団体をめぐる当面の懸案が一応解決に向かう。
しかし団体は依然「電磁波の攻撃で女性会長の生命が危うい」と主張。「布に代えて130枚のミラーボード(反射板)を周辺に設置する」と県に伝えており、新たな問題となる可能性もある。
白布をめぐっては、川面まで垂れた布が流される恐れがあるとして、県が河川法に基づき6月に二度にわたり撤去を指示。7月には指示を期限付きの命令に切り替えたが、団体側は命令期限の同月末に布を約2メートル引き上げたものの、完全撤去には応じなかった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030830-00000093-kyodo-soci