2003年08月30日(土) 08時56分
天気予報ハズレました 気象庁的中率6割届かず(共同通信)
この夏、気象庁が7月に発表した週間天気予報の全国平均的中率が、59%にとどまったことが30日分かった。60%に届かなかったのは、56%だった1999年以来。
気象庁は8月中旬に「夏らしい天気になる」と発表したものの、曇りや雨の日が続き、苦情の電話が殺到した。
気象庁は「今年のような長梅雨の天候予測は難しい。申し訳ない」と恐縮。「スーパーコンピューターを使った予報を充実させて、高い的中率を目指したい」と名誉ばん回に懸命だ。
気象庁予報部によると、7月の全国平均の的中率が過去10年間で60%を割り込んだのは、98年(59%)と99年(56%)。深刻な冷害に見舞われた93年も53%と低かった。
地域別の的中率は、九州北部の49%が最も低く、次いで関東甲信52%、東海54%など、梅雨前線が停滞した地域を中心に低い結果となった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030830-00000034-kyodo-soci