2003年08月28日(木) 20時34分
イスラム社会学び国際理解を深める交流会、開催−−日進 /愛知(毎日新聞)
イスラムについて学び国際理解を深める交流会「イスラム社会と日本」が26日夜、日進市蟹甲町の日進市役所南庁舎で開かれた。
講師はインド出身のモハマド・アブドッラーさん(41)とパキスタン出身のセイエド・タヘルさん(36)。2人は「イスラム的な寛容とジハードの概念」と題して講演。「イスラム教が誤解を受けているのは非常に残念だ」と話したうえで、誤解の理由について「ジハードが聖戦と間違った意味で受け取られている。正しくは、平和な世界をつくるために自己改革すること」と説明した。
質疑応答では、「豚肉や酒が禁じられているのは本当ですか」「女性差別はありませんか」といった質問に、タヘルさんが「食事に制限があるのは事実だが、女性差別はありません」と答えるなど、和やかに交流した。【淡河俊之】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030828-00000007-mai-l23