2003年08月28日(木) 20時13分
稲作、やや不良−−15日現在 /長野(毎日新聞)
今年度の県内における稲の作柄について関東農政局長野統計・情報センターは27日、「やや不良」(8月15日現在)と発表した。冷夏による低温・日照不足が原因。
同センターによると、稲の生育は6月までは順調だったが、7月から8月中旬にかけて雨が多く、低温の状態が続いたため、もみ数が減少したうえ、実が入らない「不稔(ふねん)もみ」や、葉いもち病が平年よりもやや多く発生したという。出穂期も平年より5日遅くなったが、戦後2番目の凶作だった93年より10日早く、9月以降、平年並みの気候で推移すれば、同年ほどの不作になる恐れはないとみられる。【反橋希美】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030828-00000005-mai-l20