2003年08月28日(木) 21時36分
「超大盛り20分以内に食べるとタダ」サービス中止へ(読売新聞)
全国チェーンのカレー専門店「壱番屋」(愛知県一宮市)は、1978年の創業時から続けてきた「1300グラム(4人前相当)以上の超大盛りを20分以内に食べるとタダ」のサービスを、31日午後10時で終了することを決めた。
94年にコメ不足で一時中止したことはあったが、今回は「巨大チェーンになり、挑戦に失敗して食べ残される分が年間30トンも出るようになったため、環境に配慮した」のが理由。食品リサイクル法で、年間100トン以上の食品廃棄物を出すレストランなどに、2006年度まで2割以上の廃棄物削減が義務付けられたことも一因となったという。“復活”はなさそうだ。
サービスは話題づくりとして始めたが、今では1か月に約1万人が挑戦する売り物になっていた。成功する人はそのうち3分の1で、月に3000食以上を無料にしたが、失敗した客から支払われる代金で「収支はトントン」だったという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030828-00000512-yom-soci