2003年08月28日(木) 20時03分
ログ分析から始めるインターネットアクセスマネジメントのススメ(1)(Scan)
●インターネットアクセスマネジメントとは?
インターネットアクセスマネジメントとは、企業資産としてのインターネットの利用をポリシーにしたがって適切に管理し、業務効率およびセキュリティの向上を図ることです。外国では、フィルタリングソフトによる従業員のインターネット管理というのは一般的ではあるが、日本ではその必要性はあまり認識されていない。
●なぜインターネットアクセスマネジメントが必要か?
「インターネットというのは、自由に使用できることが良いのであって、管理するという考えがおかしい」とか「社員の自覚にまかせる」という企業は多く、フィルタリングソフトの導入などは「教育上有害なサイトを規制する」という名目で小・中・高等学校施設以外では進んでいなかった。
しかし、近年、インターネットを取り巻く環境は劇的に変化しつつある。もはや、「社員の自覚」などのんきなことは言っていられない状況にある。
(1) ブロードバンドの進展によるウェブコンテンツの多様化
ブロードバンドの進展に伴い、ウェブコンテンツが多様化している。以前では考えられなかったような高度な映像配信やオンラインゲームなど続々と登場している。もちろん、ウェブコンテンツの多様化はビジネスにも大きく貢献するが、同時に私的利用の増加、莫大なトラフィックの発生にもつながる。
(2) インターネットを取り巻く法律的な問題
インターネットに関わる法律も続々成立していることも見逃せない。
・個人情報保護法 (2003年5月23日成立)
一定数以上の個人情報を取り扱う事業者を対象に個人情報の保護義務を課す法律。罰金刑が課される可能性がある。
・出会い系サイト規制法 (2003年6月6日成立)
未成年を誘う書き込みが処罰対象になる。会社から出会い系サイトにアクセスしトラブルが起きるケースが考えられる。
このほかにもプロバイダ責任法によりIPやドメインの特定が容易になっていることや児童ポルノ規制法の改正の動きなども要注意だ。従業員の不用意なインターネットアクセスが企業全体にダメージを与えることになるのだ。
(3) セキュリティ上の危険なサイト
スパイウェアやハッキングツールなどセキュリティ上、危険なサイトも明らかに増加している。
以上のようなことから、全く管理がなされていないインターネット利用というものは非常に危険であることがご理解いただけたであろうか?
アルプスシステムインテグレーション株式会社
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