2003年08月28日(木) 18時51分
携帯キャリアの利用者満足度、トップは「J-フォン」——マクロミル調査(japan.internet.com)
携帯電話の利用キャリア別満足度はJ-フォン(ボーダフォン)がトップで、約75%が「満足」と回答——。
インターネットリサーチの
株式会社マクロミル は2003年8月28日、携帯電話ユーザーを対象に行ったキャリア別の満足度やテレビCM好感度、所有する携帯電話機メーカーの選択理由などのアンケート調査結果を公表した。
調査結果によれば、所有する携帯電話のキャリア別では、J-フォンが最も「満足度」が高く、75%が「満足」(大変満足+やや満足の合計)と回答した。以下、auが67%、TU-KA 63%で、NTTドコモは60%だった。
各キャリアについて満足している点を自由回答で尋ね、テキストマイニングでその傾向を調査したところ、NTTドコモでは「通話エリアが広い」「ユーザーが多い」などが多く挙げられた。一方、J-フォンやau、TU-KA では「料金が安い」という点がそれぞれ満足しているポイントのトップとなっている。
各キャリアのテレビCMに対する好感度調査では、J-フォンが好感度(とても好き+やや好きの合計)52%とトップで、次いでNTTドコモが46%、au44%だった。TU-KA は好感度17%にとどまり、「どちらともいえない」層が6割を占めた。
回答者の所有する携帯電話機のメーカーは、NEC がトップの22%、以下パナソニック15%、シャープ13%、ソニー・エリクソン8%、三菱電機7%、富士通4%、ノキア0.4%、その他が25%と続いた。
それぞれのメーカーを選択した理由(自由回答−テキストマイニング評価)については、NEC、パナソニック、ソニー・エリクソン、富士通で「デザイン」という回答が、またシャープではデザインとともに「カメラ」の品質というポイントが挙げられている。三菱は「安い」「以前使っていたのと同じメーカー」だから、という傾向が見られた。
なお今後携帯電話に求める機能やサービスについての調査(自由回答−テキストマイニング評価)では「料金の値下げ」に関する要望が最多だった。また機能面では機能の追加を求める声と、これ以上機能はいらないとする声で意見が二分される結果となっている。
○マクロミル「携帯電話に関するアンケート」
http://www.macromill.com/client/r_data/20030828keitai/main.html
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