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牛海綿状脳症(BSE)の感染源を調査している農水省のBSE疫学検討チーム(座長・山内一也東大名誉教授)は28日の会合で、「病原体を含む肉骨粉が、配合飼料に含まれていた可能性が最も高い」とする見方を固めた。ただ、母乳の代わりに与える代用乳が原因の可能性も残るとしている。同チームは、考えられる感染源をさらに精査し、再発防止の方策も加えたうえで、9月に報告書を同省に提出する。
同チームは、国内で過去7例あった感染牛について、飼料などの実態を調べ、いくつかの可能性を想定した。
うち、病原体を含む肉骨粉が飼料に混入した可能性が最も高いと判断。そのルートは、一部の飼料工場で、肉骨粉を使わない牛用飼料をつくる際、肉骨粉を使う鶏・豚用飼料とラインが共用されていた可能性が高いとしている。
(08/28 18:15)