2003年08月28日(木) 00時00分
「安全協会」名乗る不審電話多発(東奥日報)
今月二十六日から二十八日にかけて、県内の事業所に、「安全協会」を名乗り、二十代の従業員の住所と氏名を聞き出そうとする不審な電話が相次いでいる。各地区の交通安全協会への問い合わせは、六市二町で計二十九件に上った。県交通安全協会は「電話による調査は一切行っていないので、くれぐれも応じないでほしい」と注意を呼び掛けている。
不審電話があったのは十和田市十件、五所川原市六件、青森市四件、弘前市三件、鯵ケ沢町二件、木造町二件、八戸市一件、三沢市一件で、自動車販売や建設関係会社、水道事業団などが対象となっている。
男性、女性の声で「安全協会ですが、交通安全のアンケートに必要のため、二十代の従業員の住所と氏名を教えてほしい」と依頼。受け手側が相手の電話番号などを尋ねると、一方的に切られたり、「うるせぇ」と罵声(ばせい)を浴びせられることもあったという。
県安協は「毎年、このような不審な電話が後を絶たないが、質問には答えないで」と話している。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/0828/nto0828_18.html