インターネット上で県産品販売県中小企業振興公社が来月１日に開店（東京新聞）

2003年08月28日(木) 00時00分

　自宅にいながら信州の逸品をショッピング−。県中小企業振興公社は９月１日、インターネット上で県産品を紹介、販売するショッピングモール「さわやか信州物産館」を開店する。主に県外の主婦層がターゲットで、県産品の新たな販路拡大を目指している。

　ショッピングモールには、県内二十五業者が出店し、百二十五の商品を取りそろえた。商品はみそ、漬物、そば、ジャム、りんごジュース、鯉（こい）の甘露煮など食品が中心。業者ごとに店の紹介や担当者の一言、商品のこぼれ話なども見ることができる。

　トップページでは、「エリア別信州おすすめイベント観光情報」を掲載。観光名所から地元の特産品を探せるよう工夫を凝らした。また、会員になれば新着情報の提供などの特典がある。ショッピングモールで購入した商品は一週間前後で届くという。

　同公社は本年度、県外十四カ所で信州物産展を開催する予定だが、全国の消費者にＰＲする機会をもっと増やそうと、インターネットに着目した。「当面は出店業者を増やすことが目標」と同公社。出店希望は随時受け付ける。

　開店負担金は二万五千円（出品が五つ以下の場合）で、運営負担金は年間三万円。代金の１５％は販売手数料として同公社に支払う。

　「さわやか信州物産館」のアドレスは、http://www.ssbk.jp

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