2003年08月28日(木) 21時15分
県内の稲の作柄状況 10年ぶり「やや不良」見込み 天気次第で回復も /島根(毎日新聞)
中国四国農政局松江統計・情報センターは27日、県内の今年の稲の作柄状況(8月15日現在)を、「やや不良」(作況指数で95〜98)と見込まれると発表した。7月の低温、日照不足が原因。8月に入って天候は回復しており、冷夏となった93年ほどの不作にはならない見通し。
同センターによると、今年の松江市の7月の平均気温は22・6度、日照時間は56・1時間で、61年からの統計では最低。穂の数が少なく実入りも悪いという。
一方、冷夏だった93年には、いもち病の大発生があったが、今年は病害虫の発生も少なく、今後の天候次第では状況回復もあるという。8月15日時点で作柄が「やや不良」となったのは10年ぶり。 【安藤大介】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030828-00000007-mai-l32