2003年08月27日(水) 19時56分
無免許バス開業、詐欺罪などで実刑 /岐阜(毎日新聞)
知人女性から現金約2500万円をだまし取り、イベント目的と称して無免許でバスを開業したとして、詐欺と道路運送法違反の罪に問われた瑞浪市山田町、イベント業、金泰善被告(39)の判決が26日、岐阜地裁であり、古閑美津恵裁判官は懲役3年8月、罰金80万円(求刑懲役6年、罰金100万円)の実刑判決を言い渡した。
古閑裁判官は「いわゆる白バス事業を、既存の路線バスの運行時間直前に、ほぼ同路線で運行するなど悪質。詐欺については被害者が被告人を信頼しているのをよいことにうそを積み重ねた」と述べた。
判決などによると、金被告は01年9月、バス事業の免許がないにもかかわらず、明智町—瑞浪駅区間を路線として大型バスを運行。約1150人から、1カ月乗り放題5000円を運賃として徴収していた。また、02年9月ごろ、知人女性が相続等で得た現金約2500万円をだまし取った。【米川直己】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030827-00000004-mai-l21