2003年08月27日(水) 00時00分
消費生活相談3割増/金融関係が急増(朝日新聞・)
昨年度の消費生活相談3割増ヤミ金融関連が大幅増 県生活センターは26日、02年度に寄せられた消費生活相談は前年度に比べて32・5%増え、過去最多の4400件に達した、と発表した。最も多かった相談は「フリーローン・サラ金」関連で、同74・4%増の865件だった。
サラ金関連では、借金を重ねて返済困難になったという相談や、法定利息を超える高額な金利を請求されたり、金を勝手に口座に振り込まれたりしたといったヤミ金融に関する相談が大幅に増えたという。
相談件数の2位は「電話情報提供サービス」関連で、前年度の約2倍となる684件。中でも、利用した覚えのない出会い系サイトやアダルト番組の情報料を請求されたり、無料と思って利用し、高額な料金を請求されたりするなどの相談が多かったという。
3位は「教養娯楽教材」関連で、同39・9%増の207件。「在宅で高収入を得られる仕事があり、そのために教材を買う必要がある」などのケースがあったという。
相談者の年代別では、20代が同41・1%増の923件と最も多かった。増加率が最も高かったのは、20歳未満の同161・3%増(196人)。
市町村別では、秋田市が1631件と最も多く、次いで本荘市が199件、大館市が165件などだった。
相談件数は、同センターと各地域振興局の消費生活相談窓口に寄せられたものの合計。相談方法は電話が84・5%、来訪が15・4%などだった。
(8/27)
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=4947
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