2003年08月26日(火) 22時07分
介護ベッドが突然動き2人骨折=スイッチ不具合、3年間放置−パラマウントベッド(時事通信)
医療・介護用ベッド最大手、パラマウントベッド(東京都江東区)は26日、同社の3種類の電動ベッドの一部が、スイッチを押さないのに勝手に動きだし、2人が腰やひざの骨を折る重傷を負ったとして、スイッチの自主回収を始めた。同社は2000年8月には原因をほぼ特定していたが、負傷者が出るまで約3年間、回収せずに放置していた。
回収対象となったのは、電動ベッド「キューマアウラ」「アウラ」「モネータ」の一部の操作用スイッチ。繰り返し押すと、手の分泌物などがボタン内部に浸透することで、ボタンを押さないのに突然ベッドが動くことがあるという。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000059-jij-soci