2003年08月26日(火) 13時21分
環境配慮の企業評価で新法 環境省が提出へ(共同通信)
環境省は26日、環境に配慮した経営をする企業が市場で評価される仕組みなどを盛り込んだ「環境経営促進法」(仮称)を新たに制定する方針を決めた。来年の通常国会にも提出する予定。鈴木俊一環境相が同日の閣議後の記者会見で明らかにした。
新法には、企業が自社の環境保全の取り組みをまとめている環境報告書の記載内容について現在より詳細なガイドラインを作成。第3者機関が評価・認証する制度を盛り込み、環境配慮型の企業かどうかの基準を設ける。
その上で、環境に配慮した経営に積極的な企業を公共事業など国との契約や国の物品調達の際に優先的な取り扱いが受けられるようにするほか、政府系金融機関が優遇金利で融資するなどの制度を導入する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000093-kyodo-pol